特集 周産期感染症2026
新生児からみた周産期感染症
2.臨床編―総論
75.院内感染対策―児の眼,皮膚,臍ケア
清宮 綾子
1
Ayako Seimiya
1
1イムス富士見総合病院小児科
キーワード:
院内感染対策
,
眼のケア
,
皮膚ケア
,
臍ケア
Keyword:
院内感染対策
,
眼のケア
,
皮膚ケア
,
臍ケア
pp.341-344
発行日 2025年12月25日
Published Date 2025/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002491
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はじめに
母親の胎内から児が娩出されるにあたっては,経腟分娩や帝王切開術などの侵襲的な処置が行われ,新生児は出生直後から,母体,医療環境および従事者などからの感染リスクを負うこととなる。新生児は組織や免疫機能が未熟であることから,感染防止に十分留意し,ケアを行うことが必要である。特に体の表面にある皮膚,眼,臍は,外部環境との接点が多く,さまざまな微生物と接触することで,病原性微生物の体内への侵入経路となりやすい。出生時は分娩室や手術室において,出生後は産科新生児室や集中治療を要するハイリスク児を管理するNICUにおいて,新生児の状態に応じて,新生児の皮膚,眼,臍の感染対策を講じる必要がある。

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