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特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅴ.大腸
[挿入・観察・診断]
大腸の超音波内視鏡をマスターする
How to master EUS in the colorectum
小林 清典
1
Kiyonori KOBAYASHI
1
1北里大学医学部新世紀医療開発センター
キーワード:
大腸
,
EUS
,
検査法
Keyword:
大腸
,
EUS
,
検査法
pp.222-226
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001689
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Tips
● 大腸疾患のEUS診断は,大腸壁の5層構造を基本として行う。
● 細径超音波プローブの使用周波数は,病変の肉眼形態や検査目的を考慮して選択する。
● 正確なEUS診断には,病変部位にかかわらず十分な腸管洗浄が必要である。
● 脱気水を注入しても充満が不十分な場合は,走査する腸管部位が体の下方にくるよう体位を変換すると有効な場合がある。
● 病変をできる限り垂直方向から走査し,病変部壁層構造の明瞭な描出に努める。
● 描出困難な病変に対しては,EUS診断のみに固執せず他の診断法の併用も考慮する。
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