特集 新しい健診-乳幼児期から思春期まで
新しい学校健診
弓倉 整
1
1弓倉医院
キーワード:
学校保健
,
筋骨格系疾患
,
健康調査
,
四肢
,
集団検診
,
マニュアル
,
医学史(1601-現在)
,
座高
Keyword:
Manuals as Topic
,
Mass Screening
,
Health Surveys
,
Musculoskeletal Diseases
,
Extremities
,
School Health Services
,
History, Modern 1601-
pp.334-338
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021178224
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<Key Points>(1)昭和33(1958)年に学校保健法(現在の学校保健安全法)が制定され、学校健康診断がそれまでの身体検査から「健康診断」となった。(2)平成28(2016)年から座高と寄生虫卵検査が必須項目から除外された。座高の代わりに身長・体重曲線の活用が求められた。(3)平成28(2016)年から運動器検診として脊柱・胸郭の異常に加えて四肢の異常が追加された。(4)色覚検査が必須検査から外れたことによる就業時の不利益の問題があり、色覚検査への配慮が求められた。(5)学校健康診断のデジタル化が、PHRと関連して検討されているところである。
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