特集 知っておきたい小児分野の医療機器
各論 医療機器の仕組みと効果 検査機器 消化器内視鏡
京戸 玲子
1
,
工藤 孝広
1順天堂大学 医学部小児科
キーワード:
機器のデザイン
,
消化管内視鏡
,
カプセル内視鏡
,
バルーン小腸内視鏡法
,
電子内視鏡
Keyword:
Balloon Enteroscopy
,
Equipment Design
,
Endoscopes, Gastrointestinal
,
Capsule Endoscopes
pp.526-530
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020230095
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<Key Points>(1)小児内視鏡診療では、年齢に応じた消化管の生理・解剖、病態を理解したうえで、検査の適応や使用する検査機器を決定する必要がある。(2)上・下部消化管内視鏡を行う場合、体格や目的に応じて適切なスコープを選択する。乳児であっても細径スコープを用いて粘膜生検を含めた検査を行うことができる。(3)小腸内視鏡にはカプセル内視鏡とバルーン内視鏡があり、それぞれの特徴を理解したうえで症例ごとに検査の適応を判断すべきである。
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