特集 小児科医に必要な免疫の知識
疾患における免疫系の関与 感染症 一般細菌感染 ブドウ球菌、肺炎球菌、大腸菌など
本田 吉孝
1
,
井澤 和司
1京都大学医学部附属病院 小児科
キーワード:
大腸菌感染症
,
細菌感染症
,
肺炎球菌感染症
,
ブドウ球菌感染症
,
免疫系
Keyword:
Bacterial Infections
,
Immune System
,
Pneumococcal Infections
,
Escherichia coli Infections
,
Staphylococcal Infections
pp.1137-1140
発行日 2019年8月1日
Published Date 2019/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019336738
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<Key Points>(1)感染が成立するかどうかは、生体防御システムと細菌のビルレンスとのバランスにより決定される。(2)ブドウ球菌・肺炎球菌に対する通常の生体防御システムを理解することで、これらの細菌に易感染性を示す病態の理解につながる。(3)inborn errors of immunityの解析から、それぞれの細菌に対するヒト免疫応答の重要な経路が明らかになる場合もある。
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