特集 小児科医に求められる新生児医療の基本
救命してそれから NICU長期入院児の退院支援も含めて 産後ケア 2週間健診も含めて
高野 由紀子
1
,
佐藤 和夫
1国立病院機構九州医療センター 小児科
キーワード:
産後管理
,
父性行動
,
診断サービス
,
診療ガイドライン
,
保健医療格差
Keyword:
Diagnostic Services
,
Practice Guidelines as Topic
,
Postnatal Care
,
Paternal Behavior
,
Healthcare Disparities
pp.755-759
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019263902
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<Key Points>(1)産後ケアは産後早期の孤独な子育てを支援するための施設、制度である。(2)産後4ヵ月ごろまでの親子に有料で宿泊、デイケア、訪問などの形で休息時間の提供、母乳育児のサポート、カウンセリングなどを行っている。(3)行政主導で整備が進められ要件を満たせば利用料が補助される。(4)2週間健診も短時間ではあるが育児不安の軽減に有効である。(5)地域格差など課題もあり、さらなる改善が望まれる。
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