特集 人工知能(AI)と小児医療
専門領域 神経発達障害の診断・治療における人工知能活用の可能性
工藤 駿
1
,
黒川 駿哉
,
岸本 泰士郎
1慶應義塾大学 医学部精神・神経科学教室
キーワード:
人工知能
,
コンピュータ支援診断
,
自閉症スペクトラム障害
Keyword:
Artificial Intelligence
,
Autism Spectrum Disorder
,
Diagnosis, Computer-Assisted
pp.69-72
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019141075
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<Key Points>(1)小児精神医療の分野において、人工知能の技術は主に発達障害の診断・治療に役立っている。(2)機械学習による膨大なデータの解析が可能となり、これまで見つからなかった発達障害のバイオマーカーの発見が期待されている。(3)将来的には気分障害や摂食障害など、小児に認められる他の精神疾患においても人工知能の活用が望まれる。
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