特集扉
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pp.21-21
発行日 2016年9月25日
Published Date 2016/9/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201610021
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特 集 血中病原体抗原とバイオマーカー 早期から適切な治療が必要である感染症診療において,それを的確に診断できる手段が確立していない点が問題としてあげられる。その問題を解決する手段として各種バイオマーカーや病原体の抗原検出法が従来に比べてさらに重用されるようになってきており,その特徴をよく理解した上で検査を行い,検査結果を適切に判定する必要がある。 本特集では「血中病原体抗原とバイオマーカー」と題して,現在使用されている頻度の高い検査項目に関して専門家の先生方にご解説いただいた。本特集が臨床の現場に有益な情報を少しでも提供でき,診療面に役立てられることを願っている。 序 -感染症診療における血中病原体抗原検出と バイオマーカーの意義- Ⅰ 病原体抗原 1.サイトメガロウイルス抗原血症検査 2.アスペルギルス抗原 3.クリプトコックス抗原の臨床的有用性 4.カンジダ抗原 5.β-D-グルカン 6.エンドトキシンについて Ⅱ バイオマーカー 1.CRPなどの急性反応物質 2.プロカルシトニン 3.プレセプシン