透析関連専門資格に求められるもの・これからの透析医療教育-現状と課題
臨床工学技士 日本臨床工学技士会・血液浄化専門臨床工学技士 現状紹介
大石 義英
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1純真学園大学 保健医療学部医療工学科
キーワード:
専門職の団体
,
血液浄化法
,
臨床工学技士
,
資格認定
Keyword:
Certification
,
Professional Corporations
pp.693-697
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2014245877
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「血液浄化専門臨床工学技士」は公益社団法人日本臨床工学技士会の認定資格であり,血液浄化療法に従事する臨床工学技士のさらなる資質の向上と血液浄化療法の安全確保を目的とした制度である.平成25年度まで「認定試験」を6回施行し,受験者数は762名,合格者数139名で平均合格率は18.5%であった.なお,平成25年度から「認定試験」から「検定試験」と名称を変更した.理由は試験の公益性を重視するため臨床工学技士だけではなく,血液浄化療法に従事する国家資格の取得者も受験できるようにしたためである.しかし,「血液浄化専門臨床工学技士」の名称を使用できるのは,合格者のなかで認定要件を満たした日本臨床工学技士会員のみである.
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