透析関連専門資格に求められるもの・これからの透析医療教育-現状と課題
看護師 腎不全医療と看護師の専門性 透析療法指導看護師
下山 節子
1
1日本看護キャリア開発センター
キーワード:
看護協会
,
血液透析
,
チーム医療
,
看護学史
,
近代医学史
,
看護職の役割
,
資格認定
,
腎機能障害
,
腎臓病看護
Keyword:
Certification
,
History of Nursing
,
Renal Dialysis
,
Patient Care Team
,
Societies, Nursing
,
Nurse's Role
,
Renal Insufficiency
,
History, Modern 1601-
,
Nephrology Nursing
pp.651-657
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2014245871
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「透析療法指導看護師制度」とは,2003年に日本腎不全看護学会が,透析療法の臨床看護の質向上と専門性を目指して設けた,6学会合同認定の資格制度である.この制度により,資格取得した者を,透析療法指導看護師(Dialysis Leading Nurse;DLN)という.2012年には1,280人(会員の約3割)に達しており,全国をネットワークで繋ぎ,主体的に活動している.DLNは,チーム医療の中で,実践的モデルを示すとともに,事例検討会に貴重な実践事例を提供しチーム医療の発展に貢献する役割がある.外来透析施設(クリニック)が主である透析医療の現場にあって,DLNの育成は重要な課題である.
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