〈特別掲載〉CKD-MBDうんちく話
ホタテ貝や珊瑚礁がなくなる?……地球温暖化が進むと
鈴木 正司
1
1信楽園病院附属有明診療所
pp.423-425
発行日 2026年4月10日
Published Date 2026/4/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003786
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以前取り上げたごとく,魚の骨は炭酸カルシウムである.しかし両生類(カエル),鳥類(ハト),ヒトを含む哺乳類(イヌ,ネコ,ウマ,ブタ,ヒツジ,サルなど)の骨はすべてリン酸カルシウムである.この背景には,発生学的な理由が存在する.だから……理論的には魚の骨を食べること自体は,カルシウムの補給の意味はあっても,リンの摂取の側面はない……とも言える.ただしその際には,小魚の骨を食べるとしても,その周囲の魚肉は全く食べないことが前提となる.

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