特集 透析室でかかわるアフェレシス
コラム1:日本アフェレシス学会認定技士の現状と課題
山家 敏彦
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1神奈川工科大学健康医療科学部臨床工学科
キーワード:
日本アフェレシス学会
,
学会認定技士
,
申請資格
Keyword:
日本アフェレシス学会
,
学会認定技士
,
申請資格
pp.1675-1677
発行日 2024年12月10日
Published Date 2024/12/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003245
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一般社団法人日本アフェレシス学会(以下,アフェレシス学会)認定技士(以下,学会認定技士)制度は,アフェレシスに関する十分な学識と経験を有する技士を認定することにより,アフェレシスの診療,教育,研究の水準の向上,発展が期待できるとして同学会が制定した.本制度の規定では,「学会認定技士とは,すでに臨床工学技士,看護師,准看護師の資格を有し,アフェレシスの診療に必要な知識・技能を有し,学会が認定する技士」と定義されている.第1回の認定は2001年に行われ,2024年の今日までに380名の認定技士が誕生し,2024年1月1日時点における認定技士一覧には,220名が登録されている.登録数が減少しているのは,認定有効期間後の更新が行われなかったことがおもな原因と考えられる.
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