緊急特集 透析室の洪水・土砂災害対策―西日本豪雨災害を受けて
1.洪水・土砂災害発生時の現状と対応―西日本豪雨災害(1) どう行政と連携し,どう対応したか?呉市での被災経験を踏まえて
川合 徹
1,2
,
草野 由恵
1
,
川合 淳
1
,
末田 穣
2
,
川西 秀樹
2
,
土谷 晋一郎
3
1中央内科クリニック
2広島県透析連絡協議会災害対策会議
3広島県透析連絡協議会災害対策会議 会長
キーワード:
平成30 年7 月豪雨
,
土石流・土砂災害
,
患者移送
,
広域搬送
,
給水訓練
Keyword:
平成30 年7 月豪雨
,
土石流・土砂災害
,
患者移送
,
広域搬送
,
給水訓練
pp.1477-1482
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000715
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▶ ライフラインが途絶するような大規模災害を受けた際には,早めに患者の広域搬送を決断することが重要である.
▶ 今回経験した豪雨による土石流・土砂災害は,今後日本のどの地域においても発生する可能性があり,すべての場所で対策が必要である.
▶ 透析医療に多大な影響を与える断水には,普段からの行政を交えた給水訓練が有用である.
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