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統計ノート 検定の計算法の基本とその解釈
浅井 隆
1
1獨協医科大学埼玉医療センター 麻酔科
キーワード:
ノンパラメトリック法
,
t検定
Keyword:
Statistics, Nonparametric
pp.747-751
発行日 2021年7月10日
Published Date 2021/7/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021264967
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検定は、一般的に帰無仮説が正しいとした条件下で、得られた差の結果がどのぐらいの確率で起こりうるかを推定し、その確率はP値で示される。P値が、設定した有意水準未満の場合には"有意差あり"、有意水準以上の場合には"有意差なし"と判定する。検定は、母集団の分布を推定できる場合には母数を用いたパラメトリック法、分布の推定が困難な場合には、順位を用いたノンパラメトリック法(順位法)を用いる。
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