投稿論文 紹介
大規模大学病院における周術期管理センター運用による麻酔科医の業務効率改善および経営的効果
福島 美奈子
1
,
山下 千鶴
,
古賀 恵里
,
宇都宮 志織
,
幸村 英文
,
柴田 純平
,
中村 智之
,
栗山 直英
,
原 嘉孝
,
西田 修
1藤田医科大学 医学部麻酔・侵襲制御医学講座
キーワード:
術前管理
,
全身麻酔
,
病院管理
,
待期的手術
,
後向き研究
,
作業効率
,
麻酔科医
Keyword:
Anesthesia, General
,
Efficiency
,
Anesthesiologists
,
Retrospective Studies
,
Elective Surgical Procedures
,
Hospital Administration
,
Preoperative Care
pp.425-430
発行日 2021年4月10日
Published Date 2021/4/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2021194621
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日本麻酔科学会の提唱により、周術期管理センター(以下、センター)の導入が広がってきている。今回、センター運用による麻酔科医の業務効率改善や経営的効果について後方視的に検討した。予定全身麻酔患者の約80%がセンターを受診した。麻酔科医の術前診察時間は48%短縮し、年間約1,000万円の増収となった。また、手術直前の延期はセンター受診者で減少した。センターの運用は麻酔科医の業務効率改善および経営的効果を持つ。
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