投稿論文 短報
上肢骨折手術における腕神経叢ブロックの必要性に関する麻酔科医および整形外科医の意識調査
舟橋 優太郎
1
,
金谷 明浩
,
宇井 あかね
,
民井 亨
,
白井 雄
,
山内 正憲
1東北大学 大学院医学系研究科外科病態学講座麻酔科学周術期医学分野
キーワード:
骨折
,
上肢
,
上腕骨骨折
,
橈骨骨折
,
意識調査
,
麻酔科医
,
整形外科医
,
腕神経叢ブロック
Keyword:
Anesthesiologists
,
Orthopedic Surgeons
,
Humeral Fractures
,
Radius Fractures
,
Fractures, Bone
,
Upper Extremity
,
Brachial Plexus Block
pp.204-209
発行日 2020年2月10日
Published Date 2020/2/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2020162130
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
上肢骨折手術後は、神経学的診察が合併症発見に重要である。宮城県内の麻酔科医および整形外科医を対象として、上肢骨折手術に対する腕神経叢ブロックの必要性について意識調査を行った。上腕骨骨幹部骨折および小児上腕骨顆上骨折において、整形外科医は麻酔科医よりも腕神経叢ブロックに消極的で、理由として神経学的診察への影響を挙げた。これらの術式では、腕神経叢ブロックの適用に関して十分な意見交換が求められる。
Copyright© 2020 KOKUSEIDO CO., LTD. All Rights Reserved.