特集 卵巣がん手術―R0を目指して
企画者のことば:なぜ今,卵巣がん完全切除(R0)が必要なのか
津田 尚武
1
Naotake Tsuda
1
1久留米大学医学部産婦人科学講座(教授)
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003782
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卵巣がんはわが国において婦人科悪性腫瘍による死亡原因の第1位を占めており,その罹患率・死亡率は一貫して増加傾向にある。臨床の現場では,初診時の約7割がⅢ~Ⅳ期の進行例として診断され,腹腔内播種や多臓器転移を伴うことも少なくない。このような疾患特性のもと,卵巣がん治療における重要な課題は,いかに腫瘍量を減少させるかという点にある。

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