症例
腫瘍摘出術後に甲状腺機能低下をきたした卵巣甲状腺腫の1例
越智 有美
1
,
和田 篤
1
,
北 直喜
1
,
足立 結華
1
,
森 悠樹
1
,
山口 まどか
1
,
蒲田 郁
1
,
久後 ゆい
1
,
岡本 一
1
Y. Ochi
1
,
A. Wada
1
,
N. Kita
1
,
Y. Adachi
1
,
Y. Mori
1
,
M. Yamaguchi
1
,
I. Gamada
1
,
Y. Hisago
1
,
H. Okamoto
1
1筑波学園病院産婦人科
pp.187-190
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003739
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卵巣甲状腺腫は腫瘍組織のすべて,あるいは大部分が甲状腺組織からなる奇形腫であるが,甲状腺組織が機能性をもつことはまれである。今回われわれは,発熱・下痢・体重減少を契機に医療機関を受診し卵巣腫瘍と潜在性甲状腺中毒症を認め,腫瘍摘出術後に甲状腺機能低下をきたし薬物療法を行った症例を経験した。卵巣甲状腺腫は機能性を有する場合があり,周術期の甲状腺ホルモン値の変動に十分注意する必要がある。

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