特集 0歳児の診かた――外来診療・健診でおさえておきたいポイントⅡ
7.家庭内事故予防
内田 佳子
1
1国立成育医療研究センター救急診療部
pp.712-716
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003949
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0歳児の傷害を予防するためには,保護者にハンドブックを渡しただけでは安全行動に結びつかない場合がある.そのため,小児科医は保護者が傷害を自分の子どもにも起こり得ることとしてとらえ,その重大さを認識できるように指導する必要がある.さらに,日常生活のなかで実際に傷害予防に取り組むことの難しさに寄り添いながら,個々の状況に合わせた対策を考える.とくに0歳児の重症度の高い傷害として「窒息」を防ぐためには安全な睡眠環境を確保する.「溺水」を防ぐためには浴槽では目を離さない,浴槽に湯を張ったままにする場合には扉を開けられないように確実な対策を講じる必要がある.

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