特集 小児診療ガイドラインのダイジェスト解説 & プログレス2025
アレルギー
3 アトピー性皮膚炎
-アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024 小児のためのアトピー性皮膚炎の予防と治療の手引き~小児アトピー性皮膚炎治療・管理ガイドライン(PADGL)2024~
二村 昌樹
1
1国立病院機構名古屋医療センター 小児科・アレルギー科・エビデンス評価室
pp.1232-1239
発行日 2025年12月1日
Published Date 2025/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003655
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アトピー性皮膚炎は,増悪と軽快を繰り返す,瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり,患者の多くは「アトピー素因」をもつ.「アトピー素因」として2つ挙げられる.1つはアレルギー疾患の家族歴または既往歴があること(蕁麻疹は含まれない)であり,もう1つはIgE抗体を産生しやすい体質をもつことである.アトピー性皮膚炎においてアトピー素因は必須ではないため,割合は少ないが総IgE値が低値または特異的IgE抗体価が陰性の患者も存在する.

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