特集 きいてみた! 皮膚科×各科 診療のリアル―“いまさら聞けない” を解消するQ&A―
ウイルス感染症
帯状疱疹
皮膚科における診療方針
山本 剛伸
1
Takenobu YAMAMOTO
1
1川崎医科大学総合医療センター,皮膚科
キーワード:
帯状疱疹
,
帯状疱疹ワクチン
,
イムノクロマト法
,
水痘・帯状疱疹ウイルス
,
抗ウイルス薬
Keyword:
帯状疱疹
,
帯状疱疹ワクチン
,
イムノクロマト法
,
水痘・帯状疱疹ウイルス
,
抗ウイルス薬
pp.916-919
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005884
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脊髄後根神経節や三叉神経節などに潜伏感染している水痘・帯状疱疹ウイルス(varicella-zoster virus;VZV)が,VZVに対する特異的細胞性免疫の低下により再活性化し,回帰感染として帯状疱疹を発症する。再活性化したVZVは神経を通って皮膚に到達したあと,小水疱を形成する。神経節は左右対称に分布するため,デルマトームに沿って,片側性に発症する(図1)。発症のピークは70歳台で,80歳までに約30%の人が帯状疱疹に罹患する1)。前駆痛が出現した数日後に,強い疼痛とともに浮腫性紅斑,小水疱を形成し,膿疱や潰瘍,痂皮形成に至る。

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