Dr.斎田の皮膚科診断講座
Dr.斎田の皮膚科診断講座(41)
斎田 俊明
1
Toshiaki SAIDA
1
1信州大学名誉教授
pp.605-607
発行日 2020年5月1日
Published Date 2020/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000001933
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症例情報 81歳,女性。数年前,頭にフケと痒みが生じ,近医でパーマかぶれの疑いと診断された。ステロイドのローション製剤を処方され,塗布していたが,軽快,再発を繰り返している。1,2年前に気づいた左こめかみ部の皮疹を主訴に当科を受診した。初診時,同部に32×13mmの紅斑状病変が認められた。ときに少し痒みがあるという。臨床像を図1に,皮疹上方部分のダーモスコピー像を図2に示す。
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