Dr.斎田の皮膚科診断講座
Dr.斎田の皮膚科診断講座(31)
斎田 俊明
1
Toshiaki SAIDA
1
1信州大学名誉教授
pp.1247-1249
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000001493
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症例情報 65歳,男性。C型慢性肝炎に対して5カ月前から近医でペグインターフェロンα-2bとリバビリンの投与を受けている。1,2カ月前から体幹や大腿部などに皮疹が生じ,徐々に増数,拡大してきた。図1,2は12月下旬,当科初診時の腹部皮疹の臨床所見である。軽度の瘙痒を訴える。図3に鱗屑を付す皮疹の,図4に鱗屑の目立たない皮疹のダーモスコピー所見を示す。皮疹部を含めて皮膚は全体的にやや乾燥性である。
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