特集 老視矯正眼内レンズアップデート
1 適応
初坂 奈津子
1
,
鵜飼 祐輝
1
1金沢医科大学眼科学
キーワード:
IOL選択
,
多焦点IOL
,
老視矯正
,
患者説明
Keyword:
IOL選択
,
多焦点IOL
,
老視矯正
,
患者説明
pp.429-433
発行日 2024年5月5日
Published Date 2024/5/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000003622
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現在わが国の老視とされる45歳以上の人口は約70,000,000人にのぼり,今後も高齢化に伴いこの数は増加することが予想される。しかし,PCやスマートフォンなどの近見を必要とする機器の使用頻度は増えており,老視により眼鏡やコンタクトレンズ(CL)での矯正が必要となってくる。近年,眼内レンズ(IOL)を用いて老視矯正の効果を期待する手法も増えているが,その適応を誤ると患者の不満につながるため,症例やIOLの選択には注意を要する。
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