特集 小児日常診療でその薬を使うとき・使うべきでないとき
I 一般症状
12.熱性けいれんとジアゼパム坐薬
夏目 淳
1
1名古屋大学 大学院医学系研究科障害児(者)医療学寄附講座
キーワード:
Diazepam
,
再発
,
坐剤
,
熱性けいれん
,
家族教育
,
禁忌(治療)
Keyword:
Seizures, Febrile
,
Diazepam
,
Recurrence
,
Suppositories
pp.1536-1537
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00639.2017086284
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熱性けいれんは予後良好なことが多い疾患であるが,一方で子どもがけいれん発作を起こすのは保護者にとって恐ろしい経験である.再発予防のための薬について医師が保護者から相談を受けることも多いが,まずは熱性けいれんの小児は多くはその後の経過はよいことを説明し,保護者の不安をとることが薬の投与よりも重要である
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