小児骨折におけるリモデリングの可能性と限界

正確な変形角度を見極めるためには，正確な正面・側面像での単純X線検査での評価が必要である。

小児には自家矯正（リモデリング）能力が備わっているが，その能力は年齢，骨折部位，骨折型により大きく異なるため注意が必要である。

骨癒合した後にも成長に伴い過成長などの問題が生じることがあるので，大人よりも長い期間，経過観察を行う必要がある。