特集 UKAの適応と手技の最前線
UKAにおけるJoint line
岡崎 賢
1
1東京女子医科大学整形外科
キーワード:
変形性膝関節症(osteoarthritis of knee)
,
人工膝関節単顆置換術(unicompartmental knee arthroplasty;UKA)
,
ジョイントライン(joint line)
Keyword:
変形性膝関節症(osteoarthritis of knee)
,
人工膝関節単顆置換術(unicompartmental knee arthroplasty;UKA)
,
ジョイントライン(joint line)
pp.904-907
発行日 2021年9月19日
Published Date 2021/9/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000725
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人工膝関節単顆置換術(unicompartmental knee arthroplasty;UKA)は基本的にjoint lineを変えない手術であるが,使用機種によっては,すり減った大腿骨の軟骨の厚みの分だけ2 mm程度はjoint lineを上昇させて,脛骨側の骨切除量をなるべく少なくするものもある。Joint lineの上昇の適否は脛骨側の骨切除量減少という利点と,術後膝動態への懸念のバランスで判断される。また術前の冠状面での関節面の傾きにも注目して手術適応を決める必要がある。
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