特集 リウマチと整形外科
関節リウマチの診断と整形外科的鑑別診断
三井 裕人
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科リハビリテーション医学分野
キーワード:
関節リウマチの診断(diagnosis of Rheumatoid arthritis)
,
早期診断(early diagnosis)
,
鑑別診断(differential diagnosis)
Keyword:
関節リウマチの診断(diagnosis of Rheumatoid arthritis)
,
早期診断(early diagnosis)
,
鑑別診断(differential diagnosis)
pp.250-255
発行日 2020年3月19日
Published Date 2020/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000161
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関節リウマチの治療は劇的に進歩し,早期の診断,適切な治療により関節破壊の進行を防ぐことが可能となった。一般的な膠原病では皮膚症状などの関節外症状が先行する症例が多いが,関節症状が先行する症例も存在する。そのような症例では関節痛などを主訴に整形外科を初診するため,一般整形外科医でも関節リウマチや,その他の膠原病,症例の多い変形性関節症などを鑑別し,適切に初期対応することが要求されるようになった。
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