特集 徹底理解・心機能 何をいつ測り、どう活かす?
治す 癒しと緩和で科学的に治す いま行われるべき癒しと緩和の基本知識
柴田 龍宏
1
1久留米大学 医学部内科学講座心臓・血管内科部門
キーワード:
意思決定支援技法
,
緩和ケア
,
心不全
,
生活の質
,
アドバンスケア計画
Keyword:
Decision Support Techniques
,
Heart Failure
,
Palliative Care
,
Quality of Life
,
Advance Care Planning
pp.382-387
発行日 2018年4月9日
Published Date 2018/4/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2018144926
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Point>1 緩和ケアは生活の質(quality of life:QOL)の維持・向上と全人的苦痛の緩和、意思決定支援を目的とした多職種アプローチである。2 これまでのランダム化比較試験からは、心不全の緩和ケアがQOLと苦痛症状を改善し、予後に影響を与えない可能性が示されている。3 疾患早期からの介入のためには、心不全疾病管理システムと緩和ケアの統合(integratedpalliative care)が必要である。
Copyright© 2018 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.