Current Topics
血管損傷に対するステントグラフト ゴア バイアバーン ステントグラフト使用の初期経験
井上 政則
1
,
中塚 誠之
,
長谷 学
,
鳥飼 秀幸
,
田村 全
,
塚田 実郎
,
伊東 伸剛
,
陣崎 雅弘
,
御須 学
,
屋代 英樹
,
増田 真木子
1慶応義塾大学 医学部放射線診断科
キーワード:
医原病
,
肝動脈
,
血栓症
,
術後合併症
,
塞栓術
,
腹腔動脈
,
血小板凝集阻害剤
,
血管系外傷
,
ステントグラフト内挿術
,
ワイヤー
Keyword:
Celiac Artery
,
Embolization, Therapeutic
,
Hepatic Artery
,
Iatrogenic Disease
,
Postoperative Complications
,
Platelet Aggregation Inhibitors
,
Thrombosis
,
Vascular System Injuries
pp.229-233
発行日 2019年2月26日
Published Date 2019/2/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019127619
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
2016年にわが国初の血管損傷に使用可能なステントグラフトであるバイアバーンが認可された。これにより、今までは術後の出血に対して塞栓を行っていた症例も、バイアバーンを留置することで、親血管の血流を温存して止血を行うことが可能となった。留置手技自体は容易ではあるが、ガイディングシースやワイヤー選択、デバイス径選択、留置後の薬剤投与など、注意するべき点が多々ある。本稿では注意すべき点と筆者らの初期経験を報告する。
Copyright© 2019 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.