特集 腹膜・後腹膜疾患の画像診断とIVR
腹膜・後腹膜疾患の画像下生検
菅原 俊祐
1
1国立がん研究センター中央病院 放射線診断科
キーワード:
後腹膜腔
,
出血
,
術前評価
,
穿刺
,
針
,
腹膜疾患
,
インターベンショナル超音波診断
,
画像ガイド下生検
Keyword:
Hemorrhage
,
Needles
,
Peritoneal Diseases
,
Punctures
,
Retroperitoneal Space
,
Ultrasonography, Interventional
,
Image-Guided Biopsy
pp.185-192
発行日 2019年2月26日
Published Date 2019/2/26
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019127613
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腹膜生検の対象となる疾患は、腹膜癌やそのほかの悪性腫瘍の腹膜播種が主体であり、腹水貯留を合併していることが多いため、生検後の出血に留意する。後腹膜疾患に対する生検では、褐色細胞腫・paragangliomaの可能性について生検前に評価し、そのほか病変の多血性、穿刺ルート、近接する血管(大動脈や腸骨動脈)の位置を評価する。
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