特集1 未来の病態を予測する読影法
大動脈疾患の未来を診る画像診断
岩越 真一
1
,
田中 利洋
1
1奈良県立医科大学 放射線診断・IVR学講座
キーワード:
大動脈疾患(aortic disease)
,
腹部大動脈ステントグラフト内挿術(endovascular abdominal aortic aneurysm repair;EVAR)
,
エンドリーク(endoleak)
,
モヤモヤエンドリーク(moyamoya endoleak)
Keyword:
大動脈疾患(aortic disease)
,
腹部大動脈ステントグラフト内挿術(endovascular abdominal aortic aneurysm repair;EVAR)
,
エンドリーク(endoleak)
,
モヤモヤエンドリーク(moyamoya endoleak)
pp.804-809
発行日 2024年7月26日
Published Date 2024/7/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001742
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大動脈破裂は,瘤壁外に出血がみられることで容易に診断可能である。しかし,瘤破裂が差し迫っている状況である“切迫破裂”の診断は,難渋することが多い。本稿で画像診断でのkey pointや注意する点を述べる。また,腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術(EVAR)は広く施行されており,術後の画像を見かける頻度は非常に高くなっている。EVAR術後のエンドリーク評価や今後の展望について述べる。
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