連載 X線診断Q&A
X線診断Q&A
丸山 盛貴
1
1岩手医科大学整形外科講師
pp.251-252
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei76_251
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Question
症 例．53歳，男．
主 訴：右膝関節痛．
家族歴・既往歴：特記すべきことはない．
現病歴：3ヵ月前より外傷などの明らかな誘因なく右膝痛が出現した．近医を受診して保存療法を受けたが症状が改善せず，当科を受診した．
身体所見：右膝関節可動域は屈曲130°，伸展0°で，膝蓋跳動があり，外側関節裂隙に圧痛を認めた．McMurrayテスト，Apleyテストは陰性であった．疼痛のため歩行時は松葉杖を使用していた．
X線所見：図1に初診時の右膝関節X線正面・側面像を，図2に右下肢X線全長正面像を示す．
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