連載 X線診断Q&A
X線診断Q&A
阿部 里見
1
1旭川医科大学整形外科講師
pp.147-148
発行日 2024年2月1日
Published Date 2024/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei75_147
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Question
症 例.52歳,女.
主 訴:左足関節の歩行時痛.
既往歴:バレーボールでの捻挫の既往がある.
現病歴:3年前より左足関節痛を自覚するようになった.疼痛は非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)で軽減するも,軽減と増悪を繰り返していた.2ヵ月前から疼痛が増悪し,当院に紹介され受診した.
身体所見:独歩は可能であった.左足関節に腫脹を認めた.圧痛を距腿関節の内側と内果関節面に認めた.背屈10°,底屈50°であった.
X線所見:初診時の足関節単純X線正面像を図1に示す.
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