特集 1ページでわかる内科疾患の診療ノート―“あたりまえ” のなかにある大事な視点
第9章:内分泌
原発性アルドステロン症
下澤 達雄
1
1国際医療福祉大学 医学部臨床検査医学
pp.984-987
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika129_984
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■問診
・高血圧症初診の場合は全例でスクリーニングをすることが推奨される.再診の場合も治療抵抗性では本症を疑う
・自覚症状は乏しいが,低カリウム血症が長く続いた場合,筋力低下,尿量増加,夜間尿などが認められることがある
・食塩感受性高血圧症であるため塩分摂取量の問診は欠かせない
・ごくまれに遺伝性のものがあるため家族歴も問診する
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