特集 ここまできた循環器領域の低侵襲治療
トピックス
循環補助用心内留置型ポンプカテーテルImpellaのデバイス特性と循環器治療における有用性
朔 啓太
1
,
西川 拓也
2
,
遠山 岳詩
3
Keita SAKU
1
,
Takuya NISHIKAWA
2
,
Takeshi TOOYAMA
3
1九州大学循環器病未来医療研究センター循環器疾患リスク予測共同研究部門
2国立循環器病研究センター循環動態制御部
3九州大学病院ARO次世代医療センター
キーワード:
補助循環装置
,
血行動態
,
心室圧容量曲線
Keyword:
補助循環装置
,
血行動態
,
心室圧容量曲線
pp.317-320
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika122_317
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Summary
▪循環補助用心内留置型ポンプカテーテルImpellaの登場は補助循環治療にパラダイムシフトを起こしている.
▪本邦においても2016年9月にImpella 2.5および5.0が医療機器製造販売承認を取得し,徐々に使用可能施設が増加している.
▪Impellaのもつ特性を血行動態補助効果と心負荷低減効果に分けて整理することで,同デバイスの有用性と循環器診療に及ぼす影響について解説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018