特集 高齢者医療ハンドブック―高齢者医療におけるダイバーシティへの対応
第Ⅺ章 高齢者の在宅医療とエンドオブライフケア
3.高齢がん患者の緩和ケア
吉澤 明孝
1
,
森田 祥子
1
,
池田 博斉
1
,
松崎 佳祐
1
,
吉澤 孝之
1
Akitaka YOSHIZAWA
1
,
Satiko MORITA
1
,
Hiroyoshi IKEDA
1
,
Keisuke MATUZAKI
1
,
Takayuki YOSHIZAWA
1
1要町病院・要町ホームケアクリニック
pp.1035-1040
発行日 2018年4月1日
Published Date 2018/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika121_1035
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Summary
▪高齢者がん患者の緩和ケアにおいては,高齢者の身体機能的予備力などを十分に考慮し,薬剤,手技,リハビリテーションを含めたケアをマネージメントすることが大切である.
▪在宅緩和ケアにおいては,家族を含めた多職種によるadvance care planning(ACP)が重要であり,「がん緩和ケア在宅の特徴」×「高齢者の特徴」を掛け合わせてケアプランしていく必要がある.
© Nankodo Co., Ltd., 2018