1枚のシェーマ
新型コロナウイルス感染症陽性患者の外傷性気道損傷に対する修復術
南谷 佳弘
1
1秋田大学胸部外科学講座
pp.520
発行日 2024年7月1日
Published Date 2024/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu77_520
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症例は30歳台,男性.交通外傷で他院から救急搬送され,外傷性気道損傷の診断で緊急手術となった.術前の検査で新型コロナウイルス感染症陽性であった.個人防護具を着用して,N95マスクの上に通常のマスクをして手術に臨んだ.また,電気メスの先端は吸引管の中から出るものを使用し,エアロゾル吸引を予防した.
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