Japanese
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特集 体腔鏡手術の教え方・学び方
II. 各論
5. 呼吸器
1)低侵襲肺切除における術者教育
Surgical training in minimally invasive pulmonary resection
小副川 敦
1
,
安部 美幸
1
,
辛島 高志
1
,
内匠 陽平
1
,
髙森 信吉
1
,
杉尾 賢二
1
A. Osoegawa
1
,
M. Abe
1
,
T. Karashima
1
,
Y. Takumi
1
,
S. Takamori
1
,
K. Sugio
1
1大分大学呼吸器・乳腺外科
キーワード:
肺癌
,
デジタルイラスト
,
ロボット支援下手術
,
cadaver surgical training
Keyword:
肺癌
,
デジタルイラスト
,
ロボット支援下手術
,
cadaver surgical training
pp.272-277
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_272
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低侵襲肺切除においては,肺動静脈の剝離,切離をいかに安全に行うかが重要である.術者は鏡視下手術特有の手技を習得する必要があり,ドライボックスや動物モデル,人工臓器モデルを用いた訓練が必須である.一方,術前シミュレーションや手術記事ではデジタルトランスフォーメーション(DX)化がすすみ,動画共有サービスには手術手技に関する情報が溢れ,教育の機会は広い.また,ロボット支援下手術には特有の問題があり,手術特性に応じた術者教育の必要がある.
© Nankodo Co., Ltd., 2024