Japanese
English
症例
急性虫垂炎保存加療後の術中に虫垂粘液囊腫と診断し腹腔鏡補助下回盲部切除術を施行した1例
A case of a laparoscopic-assisted ileocecal resection of an appendiceal mucocele after conservative treatment for acute appendicitis
高橋 剛志
1
,
廣瀬 盟子
1
,
星野 大樹
1
,
平岩 訓彦
1
,
齋藤 淳一
1
M. Takahashi
1
,
C. Hirose
1
,
H. Hoshino
1
,
K. Hiraiwa
1
,
J. Saito
1
1稲城市立病院外科
キーワード:
虫垂粘液囊腫
,
腹腔鏡手術
,
急性虫垂炎保存加療後
Keyword:
虫垂粘液囊腫
,
腹腔鏡手術
,
急性虫垂炎保存加療後
pp.881-884
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_881
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はじめに 虫垂粘液囊腫は比較的まれな疾患であり,術前診断はむずかしいとされる.さらに腫瘍性・非腫瘍性,腫瘍性でも良・悪性の判別は非常に困難なため標準的な治療法は確立されていない.今回われわれは,急性虫垂炎保存加療後の術中に虫垂粘液囊腫と診断し,腹腔鏡補助下回盲部切除術を施行した1例を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2020