Japanese
English
症例
改良型腹水濾過濃縮再静注法（KM-CART）による腹水管理下に腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術を行った肝硬変患者の1例
A case of a cirrhotic patient undergoing laparoscopic hernioplasty under the management of ascites by Keisuke Matsusaki cell-free and concentrated ascites reinfusion therapy（KM-CART）
高橋 毅
1
,
吉田 優子
1
,
三浦 由紀子
1
,
籾山 卓哉
1
,
長谷川 恭久
1
T. Takahashi
1
,
Y. Yoshida
1
,
Y. Miura
1
,
T. Momiyama
1
,
Y. Hasegawa
1
1三菱神戸病院
キーワード：
改良型腹水濾過濃縮再静注法（KM-CART）
,
難治性腹水
,
鼠径ヘルニア
Keyword:
改良型腹水濾過濃縮再静注法（KM-CART）
,
難治性腹水
,
鼠径ヘルニア
pp.1186-1190
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_1186
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はじめに 大量腹水を伴った肝硬変患者は，腹圧の上昇によって体壁ヘルニアをきたすことがまれではない1）．近年では，体壁ヘルニアと診断がついた時点で待機的手術を行うよう推奨する意見が多いが，その際には周術期の腹水管理が必須となる2）．
© Nankodo Co., Ltd., 2020
