書評
かかりつけ医もここまで診よう! 肛門部外来診療マニュアル
赤木 由人
1
1久留米大学外科
pp.1362
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_1362
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- 文献概要
肛門疾患に関連する症状は出血,疼痛,脱出,腫瘤,違和感,残便感,排便障害などがある.このような悩みをもつ人がまず受診する医療機関はどこであろうか.自覚症状によって,“肛門科”を標榜している医院か,外科や内科の施設を受診すると思われる.しかし“肛門科”はどこにでもあるわけではなく,近所のかかりつけ医,近隣の外科や婦人科,泌尿器科,内科などを受診される人も多いと思われる.診察される先生が専門外の場合は,問診と視診程度で専門知識のある医師のいる医療機関を紹介されていることと思われる.そのような場合に役に立つのがこの一冊といえる.
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