発行日 1996年4月20日
Published Date 1996/4/20
DOI https://doi.org/10.15106/J03022.1997066171
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研究対象者とした乳がん患者11人を無作為に振り分け,6人に患者参画のアプローチを実践し,アプローチを行わず従来の看護を行った5人を対照者として参加観察した.看護婦と患者との関係性の内容を明らかにする為に,患者参画のアプローチを実践した対象者と対照者とを比較検討した.又,本研究で得られた結果を林の理論とFadenの5要素を用いて検討した. 1)参画のアプローチを実践した6人においても参加の3類型が確認できた. 2)定期的な対話によるアプローチは患者の意思決定と看護婦とのプロセスの共有において従来の看護より効果があった. 3)このアプローチはICの成立に患者を導く方法となる
©Nankodo Co., Ltd., 1996