アフェレシス療法-新たな100年に向けて
アフェレシス療法に用いられる分離技術
峰島 三千男
1
1東京女子医科大学 臨床工学科
キーワード:
プラスマフェレーシス
,
遠心分離
,
血液成分除去法
,
限外濾過
Keyword:
Blood Component Removal
,
Centrifugation
,
Plasmapheresis
,
Ultrafiltration
pp.13-17
発行日 2015年7月1日
Published Date 2015/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015260337
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アフェレシス(apheresis)はギリシャ語で分離を表す言葉である.患者血液を体外循環し,膜分離や吸着,遠心分離といった分離技術を利用して病因蛋白や血球成分の除去を図る治療ならびに献血事業等におけるドナーアフェレシスを具体的には指している.ここでは前者に的を絞り,その根幹をなす分離技術,すなわち膜分離,吸着,遠心分離の基礎について述べた.
©Nankodo Co., Ltd., 2015