最後までよい人生を支えるには 多死時代の終末期医療 在宅での終末期を支えるには
在宅ターミナルを支えるケアマネジメントの課題
服部 万里子
1
1服部メディカル研究所
キーワード:
ターミナルケア
,
保健医療水準
,
往診
,
訪問介護
,
ケアマネジメント
,
在宅医療
,
訪問看護
,
介護負担
Keyword:
Homemaker Services
,
House Calls
,
Quality of Health Care
,
Terminal Care
,
Case Management
,
Home Health Nursing
pp.1284-1287
発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014056510
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在宅で死にたいと希望していても,実際は医療機関での死が8割である.その原因は家族の介護負担にある.看取りの問題が「延命治療の有無」に偏り過ぎている.「どこで,誰と,どのように最後の人生を生きるか」が課題であり,医療課題というより「生活課題」である.苦痛の緩和,精神のやすらぎ,心地よいケアを提供できるチームづくりが,在宅における看取りのケアマネジメントの課題である.
©Nankodo Co., Ltd., 2013