関節リウマチ診療update-これだけは知っておきたい知識とは?
《治療にあたり内科医が知るべき知識》 専門医に紹介するタイミングとは?
平田 信太郎
1
,
田中 良哉
1産業医科大学 第1内科学講座
キーワード:
関節リウマチ
,
紹介と相談
,
診療ガイドライン
,
多機関医療協力システム
,
専門医制度
Keyword:
Arthritis, Rheumatoid
,
Multi-Institutional Systems
,
Referral and Consultation
,
Practice Guidelines as Topic
pp.615-620
発行日 2012年4月1日
Published Date 2012/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012181572
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・RAの寛解導入にT2T戦略による早期診断・早期治療介入の重要性が明らかとなった。・新基準ではRAの診断には専門的な鑑別が必須となった。・RAが疑われる場合は、速やかに専門医による診断確定、治療導入が推奨される。・RAに対する治療目標が達成されるまでは、リウマチ専門医による治療方針の決定と見直しが行われるべきである。・RAに対する治療目標達成後の維持・治療継続に、一般内科医の役割が期待される。・専門基幹施設・周辺専門外来・かかりつけ医の三者による医療連携が、RA診療における良好な治療提供・利便性に役立つ。
©Nankodo Co., Ltd., 2012