発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006012502
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結核の診断は,感染・発症の様式と危険因子を理解して,まず結核を疑うことからはじまる.結核感染の拡大と多剤耐性結核の発生を予防するには,迅速な喀痰結核菌検査による早期診断と適切な治療の早期開始が必要である.集団感染時や免疫抑制治療導入時には,結核潜在感染者に対してINH内服による発症予防(化学予防)を行うが,BCG接種の影響を受けないQuantiFERON TBが潜在感染の診断に期待されている
©Nankodo Co., Ltd., 2005