発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005138917
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アルツハイマー病(AD)治療薬として代表的なのは,tacrineにはじまりdonepedil hydrochlorideなどへと続くコリンエステラーゼ阻害薬(ChE-Is)である.ChE-Isの適応は軽度~中等度のADであり,効果として1年間程度の現状維持が期待できる.ChE-Isの副作用として多いものに,悪心・嘔気,下痢などの消化器症状がある.グルタミン酸関連の薬物も有用である.今後期待されるものにアミロイドワクチンなどがある
©Nankodo Co., Ltd., 2005