経験と考察
整形外科手術例における下大静脈フィルター留置例の検討
木戸 健介
1
,
奥田 良樹
,
福井 康人
,
八田 陽一郎
,
山崎 隆仁
,
日下部 虎夫
1京都第二赤十字病院 整形外科
キーワード:
X線診断
,
筋骨格系疾患
,
抗凝固剤
,
再手術
,
術後合併症
,
大静脈フィルター
,
発生率
,
分類
,
静脈血栓症
Keyword:
Anticoagulants
,
Classification
,
Musculoskeletal Diseases
,
Radiography
,
Postoperative Complications
,
Reoperation
,
Vena Cava Filters
,
Incidence
,
Venous Thrombosis
pp.216-218
発行日 2015年3月1日
Published Date 2015/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2015199790
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当院の整形外科手術例のうち下大静脈フィルター(IVCF)を留置した34例について検討した。その結果、IVCF留置率は多発外傷23%、TKA 1.8%、脊椎手術1.4%、下肢骨折1.3%の順に多かった。IVCF留置時期は、術前から術後42日目まで広範囲に及んでいた。IVCF永久留置例における抗凝固療法の中止は、各主治医が各症例のリスクを評価して判断を行っていた。
©Nankodo Co., Ltd., 2015