発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2006128152
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1996年5月~2004年9月に手術を行ったde Quervain病114例123手の経験から,本疾患に対する短母指伸筋開放術の治療成績を検討した.隔壁は90例95手にみられ,これらの症例では短母指伸筋(EPB)腱開放術のみで症状は消失した.EPB腱欠損例は1手で,APL腱の開放術で症状は消失した.術後合併症は殆どなく,2例に橈骨神経領域のしびれを認めたが,3ヵ月後に消失した
©Nankodo Co., Ltd., 2006